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【保存版】解説!!住宅図面について#02

【保存版】解説!!住宅図面について#02

 

マイホームを建てる時やリフォームや増改築時に必要になる図面。

いざ図面を見ると、たくさん記号や線が書かれてあり、『見かたが分からない』や『仕上がりがイメージしにくい』『何に必要なことが書いてある分からない』そんな疑問にお答えした記事の第二弾になります。

 

 

 

こちらの記事はこんな方におすすめ

 

☑ 木造住宅の図面の見かたを知りたい方

 

☑ 図面の見かたが分からない方

 

☑ 住居のリフォーム増改築に役立つ図面の種類を知りたい方

 

 

 

『解説!!住宅図面』

 

 

この記事テーマを選んだ理由としては、住居を所有されている方が必ず通るであろう

 

・リフォーム、減築増築時

 

・相続や売却で所有者が変わる時

 

など・・・

 

 

 

上記のタイミングの際に図面があるとスムーズに物事が進むこともあります。

実際、リフォームのお見積りを作成時には、現地に伺い、現状の把握と問題点の確認と住居の色々な寸法(サイズ)を測り、図面やお見積書を作成させて頂きます。その際にあると役立つ住宅図面も合わせて紹介していきます。

 

 

第一弾の記事では

 

 

https://www.nacca-design.com/log-20220408/

 

平面図(へいめんず)、立面図(りつめんず)、配置図(はいちず)、仕上表(しあげひょう)について紹介&解説しました。

気になる方は、こちらも合わせてご覧下さい。

 

 

第二弾記事目次

矩計図(かなばかりず)について

矩計図は建物を垂直に切断し横から眺め、梁(はり)や構造躯体を中心に描いた図面のことをいいます。

矩計図により切断した建物の基礎から軒先(のきさき)までの納まりや寸法等が細かく記入され、構造の仕様や各部材部位の厚みや高さ距離など、各階断面構成を把握することができます。

 

 

わかりやすくりんごで例えると・・・

全体的な形状や表面の状態が分かる図面が立面図(りつめんず)。

中身の状態や茎の深さ、種までの距離などの断面構成全体が分かる図面を矩計図(かなばかり)といいます。 

 

 

また、矩計図(かなばかりず)と似た図面で断面図(だんめんず)があります。一般的に断面図は、床下や小屋裏、壁の中などは黒塗りされてしまうため、寸法が分かりません。

そのため、ナッカデザインでは、矩計図(かなばかりず)を採用しています。

 

展開図(てんかいず)について

展開図は平面図で確認できない室内に配置される、天井までない壁(腰壁)窓や家具、収納などの高さを把握する事が出来る図面をいいます。

高さを把握することで、コンセントの位置や配置される家具や収納部材の使い勝手がイメージしやすくなります。

電気配線図(でんきはいせんず)について

電気配線図は平面図を使ってコンセント、照明スイッチ、照明器具の箇所、分電盤・テレビ端子・電話機やインターネットのLANなどの接続に用いるコネクタの箇所が書き込まれた図面のことをいいます。

電気配線図があると照明とスイッチの位置や回路を把握する事ができます。

設備図(せつびず)&設備プランボードについて

設備図と設備プランボードは異る図面になります。設備図はメーカーから提供される図面になります。

設備図からは、設備の展開図以外に、据付の際に必要なスペースの広さや高さ、電気や水道の給排水取り出し位置、必要な下地の位置が記載された図面です。

 

設備プランボードには、設備の商品名・ショールームで選んだ内容・設置イメージ画像がある図面です。

実際リフォームや設備修理の際に役立つ図面は・・・設備図になります。

設備図の方が設備プランボードより具体的な部材の品番、寸法が記載されているので修理やリフォームの際に役に立ちます。

 

 

設備図の方が設備プランボードより具体的な部材の品番、寸法が記載されているので修理やリフォームの際に役に立ちます。

 

いかがでしたでしょうか??

建物を建てる際さまざまな図面がありますが【保存版】解説!!住宅図面について では、マイホームを建てる時、リフォームや増改築時に役立つ図面を主にご紹介させていただきました。

 

 

追記:【保存版】解説!!住宅図面について#02の記事投稿をお待ち頂いた皆様・・・

大変お待たせしましたm(_ _)m