· 

夏の暑さ対策にむけて#14

先日、2022年5月24日14時00分に気象庁から夏の季節予報が発表されました。今年も暑くなる夏にむけて、少しでも省エネ対策や暑さ対策についてご紹介します。

 

夏の季節予報

6月は湿度コントロール

6月からは梅雨シーズン。季節予報では気温が高め、降水量も多めなので、湿度が高くなることによっての不快な暑さを感じやすくなります。

気温が上がれば不快指数は上がります。同様に湿度が上がれば不快指数も上昇します。

 

湿度が高いと菌の繁殖や、室内での熱中症リスクも高くなります。

6月の平均気温30℃前後のタイミングは、除湿機(※オススメは、コンプレッサー式)で湿度を下げながら、扇風機やサーキュレーターを使って体感温度を下げ快適な環境に調整をします。

室温が上がるとエアコンなどの空調機器を使用して室温を下げることで不快に感じることが軽減されます。

 

6月後半7月からは日差し対策

東・南・西からの日射取得は、寒い冬場には自然エネルギーの有効活用になるのですが、夏場は逆に室温を上昇させて暑くなります!!

 

そこで、すだれやタープ、オーニング、外付けブラインドなどを使って太陽光熱を遮る対策が有効です。

 

その他に・・・

室内側のカーテンでも太陽光熱を遮ることも出来ます。

また、日中の外出時に日が良く当たる窓や壁にサーキュレーターや扇風機を当てて熱を拡散することで、窓付近の温度の上昇を緩やかにする方法もあります。

 

実際、昨年の6月20日に事務所内でエアコンの冷気がたまる箇所へサーキュレーターを置き冷気を拡散する前と後の様子をサーモカメラで撮影しました。

 

◯の温度計測ポイント付近にサーキュレーターの風を向けたところ、窓右下付近赤丸箇所に冷気と風があたり冷えたことがサーモカメラで把握できます。

これは何をしているかと言うと

足元にたまった冷気を輻射熱を出す箇所(室温より暖かい壁や天井、窓)に送ることで表面温度を下げて体感温度を低く感じることが出来る効果があります。
エアコンの風量調整、設定温度を下げる前に是非やって頂きたい夏の輻射熱対策です☆

 

 

まもなく梅雨&夏シーズンを前に、少しでもエコで快適に過ごせる季節の方法をご紹介させていただきました。