じめじめと暑い季節になってきました。
どうも、代謝が良すぎて夏が苦手な妹尾です。
家づくりを進める中で、重要なポイントとして日当たりがあります。
まず、日当たりはなぜ必要なのか。
・室内を明るくするため(採光)
・熱として回収するため(日射取得)
大きくこの二つが挙げられるでしょう。
建築基準法 第28条(居室の採光及び換気)で、規定されているので
採光をなくすことはできません。
また、寒い時期は暖房器具の補助的な役割として、日当たりは活躍します。
例えばこんな感じで。
日の当たる場所は、輻射熱によって暖められます。
日射取得です!
しかし!この日差し、夏には室内を暖めるから不要なんですよね。
日射を遮蔽するためには、窓の外側に影を作るものを設置する。
・外付けブラインド
・グリーンカーテン
・アウターシェード
・タープを張る
などなど、、、、
後からでも対応できる方法も、様々あります。
家を建てる段階で、日射遮蔽を計画することも可能です。
軒を出して、夏の高い位置からの日差しを防ぐ
設計の段階で、日の当たる角度は予想することができますので
夏の昼間の日差しは防ぎ、冬の昼間の日差しは取り込む
みたいなことも可能です。
こんな感じの家になります。
日に当たることすべてが悪いことではありません。
肌寒い日に太陽の光に当たると、なんとなく気持ちよかったり。
太陽の光を最大限に活用した家づくりを、考えてみてください。
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