特集&解説!!階段について#01

 

今回は階段について特集&解説をしていきたいと思います。

 

 

今回コンテンツの内容

  • 階段についての豆知識
  • ナッカ階段事例集

階段についての豆知識

普段何気なく上の階と下の階を行き来している階段には建築基準法で決められた階段の幅と踏面と蹴上があります。

 

住宅の基準は

・幅75センチ以上

・踏面(ふみづら)15センチ以上

・蹴上(けあげ)23センチ以下

 

 

踏面??蹴上??

イラストで解説するとこちらです

 

 

極端な例えになるのですが・・・

建築基準法ぎりぎりの寸法で実物階段は作れないので

CADソフトをつかて描いてみました

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続きまして
考慮した住宅向けの階段寸法を描いてみました

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同じ画像で角度を変えて並べて見たほうが
傾斜や階段踏面がわかりやすいので
並べてみました
 ↓

ほぼ同じ高さへいくまでの段数は??

建築基準法ぎりぎり階段は、11段。

考慮した住宅向け階段は、12段。

 

建築基準法ぎりぎり階段は傾斜がきつく、急な階段になります。

住宅向け階段は蹴上げを低く、踏み面が広い階段にすることで安全性を考慮した階段になります。

ただし、蹴上げが低く、踏み面が広い傾斜の緩やかな階段は面積を取ってしまいます。

 

階段については、階段にどの程度面積をとるのか、各階の高さや間取りの位置をどこにするかによって、階段の寸法はおのずと変わってきます。

なので今回のイラストはあくまでも解説の一例といて思ってください。

 

 

 

ナッカ階段事例集


リビング階段

 

 

 

ホールや廊下にある階段

 

 

 

 

スキップフロアの階段

 

 

 

いかがでしたでしょうか??
階段にも理由がいろいろあるのです。

家づくり、リフォームの参考になれば幸いです。