気温や湿度、日照時間が大きく変化するこれからの夏の季節を前に、エアコンや扇風機等の夏物家電のお掃除やお手入れについてご紹介します。
エアコンが除湿/冷房運転になるこの季節は、こまめなフィルターのお掃除で省エネ効果があります。
※自動お掃除機能付きエアコンは、ダストボックスを掃除します。
エアコンのフィルターが目詰まりしていると、エアコンの効率が下がり、無駄な電力消費になってしまします。
環境省によると、2週間に一度フィルターの掃除をすることで、冷房時で約4%、暖房時で約6%の消費電力の削減になるとされています。
また10年以上前に購入したエアコンと近年でのエアコンでは、最新型のエアコンの省エネ性能が高くなり節電にもなります。
扇風機やサーキュレーターで羽がついたタイプの物であれば、羽についたホコリやゴミを掃除しておきましょう。
涼しい空気を有効に使う
こちらの画像は電力が勿体ない使い方で起こる不快の一例です。
・エアコンの吹き出し口が下をむいている※夏場は床に対して水平がいいです。
・床の冷気で足元は冷えるが、頭などの上部は暑く感じ不快に感じる
・外気による輻射熱で部屋がなかなか涼しく感じない
残念な電力の使い方をしていませんか??
温度ムラを軽減し省エネな方法は・・・
扇風機やサーキュレーターとエアコンを併用し気流が起こることで、冷気がたまりやすい床付近の空気を拡散することができます。
また、外出中等は日当たりの良い南や西の壁面に当てることで熱伝導で起こる放射熱(輻射熱)の軽減にもなります。
夏の冷房省エネ活動
・日射遮蔽をおこない熱の侵入を防ぎましょう。
・エアコンと扇風機やサーキュレーターを併用し、冷気を拡散扨せましょう。
・風をつくって体感温度を下げましょう。
・2週間に1回、フィルターを掃除しましょう。
・室外機が日陰になるように、日除け等を設置しましょう。
・室外機の吹き出し口付近は、熱が逃げやすく風通りが良い環境を整えましょう。
エアコンや夏物家電のお手入れや、設置、室外機付近の片付けを済ませてせ、梅雨、夏のエアコンシーズンに備えることをおすすめします。