
朝晩の空気が澄み、窓から入る風が心地よい季節。
衣替えや食卓のメニューが少しずつ秋冬仕様になるように、
住まいのライフスタイルも季節とともに変わります。
この時期こそ、快適な秋冬を迎えるための
「断熱」と「換気」を見直すチャンスです。
秋から冬へ——暮らし方が変わるとき
秋は窓を開けて外気を楽しみ、
冬は室内に暖かさを蓄えて過ごす。
そんな季節ごとの過ごし方に住まいがフィットしてこそ、
本当の心地よさが生まれます。
なぜ断熱が大切?
冬が近づくにつれ外気は一気に冷え込みます。
断熱が不十分な家では暖房しても熱が外へ逃げ、
結露やカビの原因にもなります。
◎高断熱住宅のメリット
・室温が安定して冷暖房費を削減
・冷えやヒートショックを防ぐ
・結露しにくく家が長持ち
換気計画で季節の空気を楽しむ

断熱性を高める=家を密閉する」こと。
その分、計画的な換気が不可欠です。
ポイント
第1種換気システムなら熱交換で室温をキープ
第3種換気でも、空調設計によって快適な室温に。
窓開け換気は花粉や寒さ対策が必要
メンテナンスしやすい設備を選ぶこと
秋は特に、外気温25℃・相対湿度50%前後という理想的な日が多く、
この快適な外気を取り込めば冷暖房いらずで過ごせます。
高断熱住宅なら外気を取り入れても室温が乱れにくく、
自然な涼しさと空気の入れ替えを同時に楽しめます。
秋のうちにしておきたい準備
窓まわり:樹脂サッシや複層ガラスで熱の流出入を防ぐ
気密性能:すき間をなくし計画換気が正しく働くかチェック
換気設備:フィルター掃除や動作確認を今のうちに
こうした小さな準備が、冬の快適さと省エネに大きく影響します。
特に、機器のメンテナンスは秋ごろがおすすめです(エアコンなしでも快適に過ごせるため)
まとめ

四季とともに服装や食生活が変わるように、
住まいの環境づくりも季節に合わせて整えることが大切です。
断熱×換気=快適+省エネの家なら、秋の澄んだ空気を味わいながら、冬も暖かく健康的に過ごせます。
実際の体感が一番わかりやすいので、完成見学会などで
室内の暖かさや空気の澄み方をぜひ感じてみてください。