こんにちは。
本日は、ナッカデザインOB様から頂いた、近況報告を紹介させていただきます。
実際に住まわれている方のご意見を紹介することは少ないので、最後までご覧ください!
入居2年で実感した、高性能住宅の本当の価値
今回ご紹介するのは、約2年前に入居されたご家族の暮らしです。ご夫婦とお子さまの3人家族で、以前はアパートにお住まいでした。
家づくりを考え始めた当初は、大手ハウスメーカーを中心に、地元工務店も含めて合計7社を見学されたそうです。「それぞれに強みがあって、正直かなり迷いました」とご主人は振り返ります。
デザイン、価格、提案力など比較する中で、最終的には2社まで絞り込み、性能に対する考え方や説明の一つひとつに納得感があったことが、ナッカデザインを選ぶ決め手になりました。
工務店探しの中で、ご夫婦が特に重視されていたのは、「長期的に見てメリットのある家づくりができるかどうか」という点でした。建てるときのイニシャルコストだけでなく、住み続けていく中でかかる光熱費やメンテナンス費用まで含めて考えたい、という思いがあったそうです。その中で提案されたのが、断熱・気密ともに高い水準を満たした性能の住宅。床下エアコンと小屋裏エアコンを組み合わせた、全館空調に近い運用を前提とした住まいでした。
実際に住み始めてまず感じたのは、「家のどこにいても温度差が少なく、とにかく快適」ということ。
冬でも廊下や洗面室が寒くなく、夏もムワッとした不快感がありません。特に、小さなお子さまがいるご家庭にとって、室内の温度差が少ないことは大きな安心材料になります。性能の高さは、図面や数値の中だけでなく、毎日の暮らしの中で自然と実感できるものでした。
暮らし方を少し変えるだけで、光熱費は半分に
この住まいのもう一つの大きな特徴が、光熱費の変化です。
以前住んでいたアパートと比べても、電気代の負担は想像以上に軽くなりました。特にこの1年は、住まいの性能や設備の特性を理解しながら運用方法を見直したことで、電気料金が昨年比で約50%にまで下がった月もあるそうです。

たとえば、洗濯乾燥機は太陽光発電がよく働く昼間に回す、冬の晴れた日は日射取得を活かして昼間はエアコンを止めるなど、暮らしの中でできる工夫を一つずつ積み重ねてきました。床下エアコンと小屋裏エアコンについても、「とりあえずつけっぱなし」にするのではなく、外気温や日射の状況を見ながら調整することで、快適さを保ちつつ無理のない省エネ運用を実践しています。
こうした結果の背景にあるのは、「住み始めてからも家のことを学び続ける姿勢」です。入居後も、住宅の仕組みやエネルギーの使い方に関心を持ち、少しずつ理解を深めていく。その積み重ねが、光熱費という目に見える形で表れてきたと言えます。
高性能住宅は、ただ建てるだけで完成するものではありません。住まい手が仕組みを理解し、暮らしに活かしていくことで、はじめて本来の価値を発揮する——このご家族の暮らしは、そのことをわかりやすく教えてくれます。
素材と性能がつくる、心地よい日常
この家では、性能だけでなく素材選びにもこだわりました。塗り壁や無垢の床を採用し、経年変化を楽しみながら、日々のメンテナンスも実践されています。無垢床の足触りや、塗り壁のやわらかな質感は、室内の温熱環境と相まって、数字では表せない「居心地の良さ」を生み出します。空気が澄んでいて、音もやわらかく感じられる空間は、自然と家族が集まりたくなる場所になります。「アパート時代より家にいる時間が好きになった」という言葉が、とても印象的でした。
高性能住宅は、光熱費を抑えるためだけのものではありません。快適さ、安心感、そして暮らしを楽しむ余白を生み出すこと。それこそが、高性能住宅を十分に活かした暮らしの本当の価値なのだと感じさせてくれる事例です。