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分譲モデル#06 エアコン未稼動の温熱環境

今回は、初めての夏を迎えるナッカデザイン分譲平屋モデルの温熱環境について紹介したいと思います。
実は、5月16日からほぼ毎日、外気温と室温をチェックしています。

きっかけは『エアコンの冷房っていつ稼動し始めるのだろう??』と言うふとした疑問からでした。

 

最近暑くなり、30℃を超える晴れの日が続いたので、もうそろそろモデルハウスのエアコンも可動しそうなので、エアコンを稼動する前にモデルハウスのいろんな箇所の温熱データをとってみました。

外壁周りを計測しました。
外壁が黒い家=暑いの検証も兼ねてます。
実際モデルハウスの近くのオーナー様の外壁も計測させて頂いたところ、同じ北面で黒い以外のカラーで37.5℃でした。

【検証結果】
外壁の表面温度は黒の方が高い。もちろん想定内です。笑

 

次に、玄関ドアの表面温度を外と中で比べて見ました。
ちなみに玄関ドアはYKKのイノベストD50です。

屋外側は30℃あるのですが、室内側はほぼ室温に近い表面温度でした。

 

室内の壁でも同じことをやってみました。先程の屋外のデータと同じ位置の室内側からのデータになります。

 

こちらも玄関同様、外気温が高くても、外壁の色が黒くてもしっかり断熱施工をしているので、外気温が与える室温への影響は少ないです。

 

 

室内壁同様に床や天井も、安定の表面温度でした。

 

そして、

 

モデルハウスリビングに設置してるエアコンと事務所で稼動中のエアコンを比較してみました。

 

モデルハウスのエアコンは、全く可動していないので壁と同化してしまったので、赤丸で囲わせていただきました。
事務所のエアコンは、しっかりお仕事をしているようなのでクッキリとわかります。

 

 

モデルハウスがエアコンをまだ稼動しなくても快適な理由は、人や家電から発生する輻射熱が少ないこともあります。

 

人からも熱が出て、人から室内の熱伝導が可能なモノに熱は移動して行きます。
今回ご紹介しているモデルハウスでも、住み始めると熱の移動によって室温の変化がおこり、エアコンの可動時期はもう少し早くなると思います。

ちなみにこの撮影をしている間に立っていた場所の足元フローリングでも熱移動によって

表面温度24℃だった床が28℃にかわり、28℃より低い26℃の室温(空気)へと輻射され室温が上がります。


イベント予告!!


近々モデルハウスで、夏のモデルハウス見学会を企画します。

初めて見る方、春に一度見学された方でも予約制になりますがご覧いただけます。

 

詳細は日程は決まり次第、ホームページでご案内させていただきます。
イベントの日以外でも、事前のご予約で内覧可能です。

下部の【予約する】ボタンからご予約をお願いします。