解説!!住宅性能の値

やっと書きました!!

少しでも普段聞き馴染みのない単語をわかりやすくブログ書きたいと思って・・・・

今回はU値、UA値、Q値、C値について解説していきたいと思います。

 

 

 

性能基準を知るための値をざっくりと解説

ざっくりなので・・・高度な知識や計算式を知りたい方はごめんなさいm(_ _)m


今回のブログのコンテンツ内容

  • 外皮(がいひ)
  • 熱貫流率【U(ユー)値】
  • 外皮平均熱貫流率【UA(ユーエー)値】
  • Q値について
  • 平均日射熱取得率【ηA(イータ・エー)値】
  • 冷房期の平均日射取得【ηAC(イータ・エーシー)値】
  • 暖房期の平均日射取得率【ηAH(イータ・エーエイチ)値】
  • 相当隙間面積【C(シー)値】

の順で読んでいただけます。

 

 

住宅性能を知るうえで外皮(がいひ)計算をする必要があります。
まずは外皮(がいひ)から・・・

 

 

外皮(がいひ)とは


建物の外壁、屋根、外気に接する床(ピロティ)、窓(開口部)など建物の外周部分の構造体をいいます。

 

 

熱貫流率【U(ユー)値】


部屋内や外などを隔てる部材(壁や窓)の熱の伝わりやすさを表したのが熱貫流率のU値です。

部材自体の熱の伝わりやすさだけでなく、部材の厚さも加味して熱の伝わりやすさを表した値になります。

住宅で性能にこだわる場合はU値の数値が小さいほど断熱性能が良いことになります。

 

身近な物で、窓の性能の紹介でU値が掲示されています。

熱貫流率の値が小さければ結露しにくい窓ガラスになります。

 

外皮平均熱貫流率【UA(ユー・エー)値】


外皮熱貫流率とは、熱貫流率のU値をもとにして住宅の内部から屋根(天井)、外壁、床、窓(開口部)や基礎立上りを通過して外部へ逃げる熱量を外皮合計面積で割った値です。

数値が小さいほど断熱性能が高い住宅です。

 

※室内の壁から断熱を通り屋外へ出る熱量のイメージ拡大図
         ↓ 

建物内外の温度差が1℃の場合の、部位ごとの熱損失量の合計を外皮の表面積で割ったものがUA値です。
U値の単位は、W/㎡・K(ワット パー 平方メートル・ ケルビン)で表されます。

熱損失係数【Q(キュー)値】


Q(キュー)値とは、住宅の「熱損失係数」を示す値です。

熱損失係数は、窓・床・外壁天井・屋根から、どれだけの熱が室内から外に逃げていくのかを数値化したものです。また日本においては、平成25年から断熱性の基準としてUA値が採用されるようになり、それまではQ値(熱損失係数)が基準でした。

 

 

 

 

 

 

 

自然エネルギ―の活用。日射遮蔽(しゃへい)と日射取得について

自然エネルギーの活用で「夏にいかに日射を遮るか、冬にいかに日射を取り入れるか」も設計の段階から考慮していきます。

考慮することで冷暖房負荷を軽減させることで省エネにもつながります。

 

 

 

 

平均日射熱取得率【ηA(イータエー)値】


住宅に侵入する日射量を表す数値です。実際に暮らす住宅にどのくらいの日射が入ってくるのかを表しています。

平均日射熱取得率は、夏場の冷房期をηAC(イータエーシー)値と冬場の暖房期をηAH(イータエーエイチ)値の2種類があります。

これらの値は地域の気候や日照時間や全天日射量といった要素をエネルギー設計の考えに組み込んでいきます。

 

 

冷房期の平均日射取得【ηAC(イータ・エーシー)値】


夏場(冷房期)の日中に、窓から直接侵入する日射による熱と、窓以外から日射の影響で熱伝導により侵入する熱を評価した、冷房期の指標値です。

夏場はηAC値が小さければ冷房効果を高くなり省エネになります。夏場はηAC値を小さくするには、夏場の日射角度を考えた庇(ひさし)や窓から侵入する熱を防ぐすだれや屋外ブラインド等で工夫をしていきます。

 

涼しい地域(断熱性能地域区分では1~4地域)は2020年の段階で定められたηAC(イータエーシー)値基準値はありません。

 

その他の5~8地域では下の画像のように基準値があります。

 

暖房期の平均日射取得率【ηAH(イータ・エーエイチ)値】


冬場(暖房期)の日中に、窓から直接侵入する日射による熱と、窓以外から日射の影響で熱伝導により侵入する熱を評価した、暖房期の指標値です。

冬場のηAH値が大きければ大きいほど冬場の暖房費を抑えることができ省エネになります。冬場のηAH値を大きくするには、冬場の日射角度を考えた庇(ひさし)や性能の良い窓やガラスを入れることです。

 

 

相当隙間面積【C(シー)値】


気密(隙間)を知ることが出来ることが出来る値になります。

数値が小さいほど気密性能が高い住宅です。

 

住宅の隙間を減らして屋内の空気が外に漏れにくく、屋外の空気が入りにくくする事で計画的な換気が行えます、熱の上昇気流が穏やかになり、温度ムラの少ない室内環境が整いやすくなります。

 

 

C値については気密施工後の測定数値になるので過去ブログの『解説!!はじめての気密測定見学』を参考にしてみてください。

 

 

今回のブログは2020年4月に投稿した内容になります。

省エネ法に基づく、住宅性能表示等でまた変更がある場合は刷新させていただく場合もあります。
ご了承ください。

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